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【要約&書評】<5分でわかる>「自分を最高値で売る方法」 / 小林正弥

〈この記事はこんな方におすすめ〉

・小林正弥さんの「自分を最高値で売る方法」の感想や要約を知りたい
・自分を商品化する方法について詳しく知りたい
・短期間でしっかり稼ぐ方法について知りたい

〈この記事によってわかること〉

・書籍の要約
・自分を高額商品化する方法
・ゼロから月収3ヶ月で100万円稼ぐ方法

小林正弥さんの「自分を最高値で売る方法」を読んだのでその書評と要約をします。

自分高額商品化

小林さんは、自分という商品をいかに高く売るかが重要だと説いています。
その中で、専業で仕事をすることは自分を安売りしがちだと言っています。理由は

<自分を安く売る働き方>

  1. 時給、月給で働いているから
  2. 1社と雇用契約を結んでいるから
  3. 出社・出張しているから

とのことです。
これからの世の中の動きを考えたときに複業が当たり前になると言われる中でひとつの職場において労働時間による雇用条件を独占的に結ぶことがリスクということですね。また、移動の時間も無駄だと。小林さんはこれらを解消するために、

<自分を高く売る働き方>

  1. 時間ではなく提供する価値で報酬を決める働き方
  2. 複数の顧客を持つ働き方
  3. 移動を前提としない働き方

を挙げています。
これを実行しようとすると、会社員を辞めてフリーランスになるか起業するかのどちらかを取る必要があるかと思います。

理想論に聞こえなくもない主張ですが、著者である小林さんご自身も過去に色々と苦労されており、ご家族のための治療費が必要になる一方で時給900円の仕事をしながら再起をかけようと努力を重ねてこられる中で今回のメソッドを編み出したそうです。それだけでなく別の方にもその方法を教えて同様の結果を生み出しており、再現性の高い方法と言えそうですね。

実際何で稼いでいるかというと、後述する「教育型ビジネス」です。

1,000万円、3,000万円、1億円の壁

自分という商品でお金を稼ごうと思ったとき、1,000万円、3,000万円、1億円の壁があるそうです。
1,000万円はシンプルに高額商品化して複数の顧客と契約できれば達成できますが、3,000万円の場合はそれだけだと難しいため「集客の仕組み化」が必要になってきます。勝手に顧客が入ってくる仕組みですね。さらに1億円稼ごうとするとそれでも難しく、「優秀なチーム」が必要になってくるとのこと。自分がいまどこに位置するのかによって取るべき方法は変わってきますが、共通項としてはまずは高額商品を作るというところにありそうですね。

自分の周囲にいる人を見ても、この数値は納得感があります。
ひとりで頑張るのは限界があるんですよね。
大きく稼いでいるところには必ず優秀なチームメンバーがいます。
そしてそれの集まりが会社なのだと感じます。

モノが売れない新たな時代の戦略が「教育化」

これからの時代、顧客に何かを教えたり何かを気付かせたりすることで付加価値を付けることが大事だと小林さんは主張されています。

その一例としてワインの通信講座を挙げています。
月額1万円でワインが2本送られてくるのですが、それと一緒にワインについて学べるニュースレターもついてくるそうです。これがまさに「事業の教育化」だと。
マズローの欲求段階説で言うところの高次の欲求である承認欲求を同時に満たしながら、フロー売上であったワインにストックの要素を組み込み、結果として1年契約のストックビジネスに転換させた好例です。

この考え方は他にも応用ができそうですね。EC系はもちろんのこと、ユーザーがそれについて興味を持っている場合には教育型ビジネスのチャンスが出てくるように思います。

自分で結果を出して稼ぎ、教えて稼ぐ

小林さんは「自らの本業で結果を出し、人に教える」というダブルインカムのサイクルを回すことで、稼げるようになることを指南しています。

1)学ぶ
2)実践する
3)体系化する
4)教える
5)お金を受け取る

という正のサイクルですね。
人が高額を払ってでも学びたい、と思える結果をまず出すことが重要です。
一方で、ノウハウには賞味期限があるものがあります。トレンドの移り変わりが速いマーケティングやSNSに関するものなど、ずっと同じ方法が通用しない商材の場合は常に自分自身をアップデートし続ける必要があります。そのためには継続的に学習する姿勢が求められます。

インプットとアウトプットを同時におこなう。
これについては別の記事でもまとめてありますのでご参考までに。

カスタマーサクセス

何にコミットするかで報酬は変わる

売っている商品が何であれ、自分を最高値で売っている人たちが販売しているのは「顧客の成功(カスタマーサクセス)」だと小林さんはおっしゃっています。

モノを売るのではなく価値を売る。
価値を売るのではなくカスタマーサクセスを売る。

英語を例にしてみると、

教材を売るのはモノを売る方法
プレゼンができるようになるというのは価値を売る方法
海外プレゼンで成功するというのはカスタマーサクセスを売る方法

ということです。
顧客は誰か、その顧客にとっての成功とは何か?を突き詰めて考えていきそれを売る。
時間ではなく結果を売ることが自分を高く売るコツだそうです。

3ヶ月あれば誰でも専門家になれる

教育型ビジネスによって顧客の成功を実現できそうなことはわかったものの、自分にはその専門性がないという方も多いと思います。それに対して小林さんは、短期間で身に付けられると説いています。

ここでの専門家の定義は「知識を使ってクライアントに結果を出させる人」です。
この結果というのがカスタマーサクセスというわけですね。

つまり、専門家になるためには、

・体系的な専門知識
・クライアントに結果を出させるスキル

の2つがあれば良いということになります。
体系的な知識というのは世の中にある情報を整理したものであることが多く、
結果を出させるスキルというのはいわゆるPDCAサイクルの話なので短期間で身に付けられるそうです。確かにこう考えるとできそうな気がします。あとはやるかやらないかという世界なのかなと。

カスタマーサクセスを追求しながら顧客と一緒に成長していく

時代の流れとともに過去の知識は陳腐化し、必要なスキルは変わっていきます。
それに合わせて自身を合わせていくことが重要だと小林さんはおっしゃっています。自分のためだけではなく顧客のためにも日々学習を重ねて、関わる人たちが皆ハッピーになるような結果を出し続けたいですね。

ゼロから3ヶ月で月100万円稼ぐ6つのステップ

STEP1:3ヶ月以内に100万円稼ぐと決める

STEP2:自分の本当の価値を見つける

STEP3:圧倒的に売れるカスタマー・サクセスコンセプトを作る

STEP4:自分を高額商品にする

STEP5:高確率で自分商品を売る

STEP6:毎月100万円以上稼ぐ、長期継続の仕組みを作る

ゼロから3ヶ月で月100万円稼ぐ6つのステップとしては、
まず最初に目標を立ててしまいます。期限を決めて取り組むことで目標実現のために具体的な行動が決まってきます。

次に自分の価値を見つけていきますが、
これは「自分、顧客、競合、時代」の4つの視点で考えると良いとのこと。
競合には提供できない自分だけが持つものを顧客と時代を考慮しながら決めることで高額商品化できると説いています。
ただし、それだけではまだ売れる形にはなっていないので売れるコンセプトを作ります。そのコンセプトの作り方として、カスタマーサクセス・コンセプトというフォーマットがあります。

・顧客は誰か?
・顧客にとってのカスタマーサクセスは?
・VIP顧客は誰にいくら払っているか?
・顧客の不満、満たされない願望は何か?
・これから時代はどうなるか?
・選ばれる理由は?(現状の能力は考えない)

これを使いながら効果的なコンセプトを作っていきます。
その他のステップについても参考になるヒントが多くあります。

大事なことは「顧客の成功にコミットすること」「仕組み化すること」です。
それが高額商品化や長期継続につながっていきます。

販売価格の目安については、
個人向け:30万円〜120万円(専門学校の費用)
法人向け:240万円〜600万円(人件費)
とのことです。

安売り思考から最高値思考にアップデート

お金を受け取る器が大きくなる5つの成功習慣

人が変わるのは、明確な目標設定と理想の自分に向かって毎日の地味な習慣を持つことだと主張する小林さん。つまり習慣こそが人生を変えるということです。
また、お金についても、自分の器に合った分しか入ってこないそうで、器を大きくするために以下の5つの習慣を挙げています。

  1. 高く売れている人を賞賛する
  2. 自分の欲求を自分で満たす
  3. セルフ成長フィードバック
  4. まず価値を与える
  5. 知識のインプット&アウトプットを繰り返す

どれもひとつひとつは取り組むのが簡単なものですが、気持ちの捉え方をしっかりとセットしないと継続するのが難しそうなものです。意識も行動によって強化される部分があるので小さなことからコツコツと取り組んでいく必要がありますね。

自分を安売りする人と最高値で売る人

「僕がそうであったように、考え方次第で、人は最安値、最高値、どちらかに向かっていく。あなたの思考が、あなたの経済状態をつくる。」

小林さんは上記のように主張されています。自分が最安値思考を持っていると思ったらそれはアンインストールして、最高値思考をインストールすることが重要ですね。このようなケースの場合、周囲の人の中でお手本になる人を意識することも有効だと個人的には考えています。日々接触する時間が長い人ほどその影響を無意識下で受けると思うので、ロールモデルを見つけられたらその人のマネをしてみると良いかもしれません。

まとめ

この本に限らず他の自己啓発本でも同様の内容は見かけることがありますが、やはり人生をどう進めていくかというのは自分次第だということですね。思考が行動に表れると考えると、普段からポジティブなことを考えて思いついたら実行し、間違っていたらそこから学び次に活かすという基本的なことの積み重ねなのだと改めて感じました。起業や副業(複業)をされる方で自分自身を商品化する必要がある人には特におすすめの本です。

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MASAYOSHI MURAYAMA
MASAYOSHI MURAYAMA
■プロフィール:「ユニークをスタンダードにする」がミッション。社会における人々の役割の最適化と居場所づくりを目指して、経験と実績にもとづいた【成果につながる】デジタルマーケティング教育とメンタリングを軸にしたキャリアデザインやコミュニティ運営をおこなっています。■略歴:大学卒業後IT企業でデジタルマーケターとしてのキャリアをスタートし、東証一部上場の大手クライアント(BtoB)の目標を12ヶ月連続で達成。その後株式会社エス・エム・エスにて新規事業(BtoC)のマーケティングを担当し1年で利益を2倍以上に増やし黒字化に貢献。その後同事業の責任者になると同時に別の新規事業(BtoC)の立ち上げもおこなう。2018年11月ユニスタ株式会社を創業。
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