〈この記事はこんな方におすすめ〉
・マーケティングのおすすめ本を知りたい方
・マーケティングで成果を出すためのヒントを探している方
・現役のマーケターの話を聞きたい方
〈内容の要約〉
・おすすめ本1:MBAマーケティング
・おすすめ本2:売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則
・おすすめ本3:脳科学マーケティング100の心理技術―顧客の購買欲求を生み出す脳と心の科学
現在マーケティングに携わっている方も、そうでない方もマーケティングに関する知識を得ようと思ったときに本を読むというアプローチを取りますよね。その際、「どのマーケティング本を読めば良いのだろう?」と悩む方も多いと思います。そんな方のために現役マーケターの視点で選んだおすすめマーケティング本をご紹介します。(内容は随時アップデートしていきます)
Contents
本の読み方で身に付き方は全然違う
本を読むとき、ただ闇雲に読んでも意味がありません。読んでいる間あるいは読み終わった直後はすごく充実感を得られますが、数日経てば忘れていたり、実践できていなかったりします。そのために、まずは効率良く学べる行動を取る必要があります。受動的に読むのではなく能動的に読むことが必要です。
効率良く学ぶ方法
インプットだけでなくアウトプットもする
過去の研究の結果、インプットとアウトプットの比率は大体1:2くらいがちょうどいいそうです。
同じジャンルの本を複数本読む
同ジャンルで複数の本を読むと、共通項とそうでない部分が浮き彫りになるため、体系的に理解しやすくなります。何が重要で何が重要でないかという取捨選択がしやすくなりますし、特定の偏った考え方に陥ることを防ぐ効果もあります。
自身の業務に応用できないかを常に考えながら読む
本を読むときは、その内容をできるだけ自分の日々の業務などに当てはめられないかどうかを意識して読むようにしましょう。その方が自分ゴトとして捉えられるようになるためより身に付きます。事実を抽象化し、応用するという構図ですね。
おすすめマーケティング本の選定基準
今回ご紹介する本は下記のいずれかもしくは複数を満たしているという基準で選定しています。
選定基準
・自身で実際に読んでみて良かったと思った本
・一過性のテクニックを扱うものではなく、マーケティングの基礎を学べる本
・過去から現在まで、高く評価され続けている本
マーケティングは下地となる「考え方」が存在し、その思考の上に個別の「テクニック」が存在します。下地がしっかりしていないと応用が利かず汎用性の低いスキルになってしまうため、基礎を身に付けるためのマーケティング本を主にご紹介します。
おすすめ本1:MBAマーケティング
「改訂3版 グロービスMBAマーケティング」/グロービス経営大学院
<おすすめポイント>
・マーケティングとは何かを実際の事例を交えながら体系的に学ぶことができる
・ブランディングにも触れており、さらに一歩先も合わせて学ぶことができる
・実際に16万人以上に読みつがれてきた定番テキスト
おすすめ本2:売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則
「売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則」/アルライズ、ジャックトラウト
<おすすめポイント>
・知覚をめぐる戦いであるマーケティングにおける要点が書いてある
・実際にどうすれば良いのか?という点に関して具体的に踏み込んで書いてある
・普遍的かつすぐに仕事に活かせることが書いてある
おすすめ本3:脳科学マーケティング100の心理技術―顧客の購買欲求を生み出す脳と心の科学
「脳科学マーケティング100の心理技術―顧客の購買欲求を生み出す脳と心の科学」/ロジャー・ドゥーリー
<おすすめポイント>
・人がどう感じ、どう行動するかというところから発想しているためより深くマーケティングを理解できる
・脳科学というサイエンス方面からアプローチしており信頼性が高い
・普遍的かつすぐに仕事に活かせることが書いてある
まとめ
いかがでしたか?マーケティングは仕事の範囲が広いため汎用性のある知識を身に付ける方が応用が利いておすすめです。また、セグメンテーションやマーケティング・ミックス、CRMなどのマーケティングに関する概念を学ぶことはもちろん重要ですが、その対象である「人間」について学ぶことも必要です。脳科学的なアプローチは特に有効なのでそれを活かしてみると成果に結びつきやすいかもしれません。