〈この記事はこんな方におすすめ〉
・マーケティングの仕事に興味がある方
・マーケティングの仕事が上手くいかず悩んでいる方
・現役マーケターの人の話を聞いてみたい方
〈内容の要約〉
・マーケティングにおいて適性は存在する
・クリエイティビティ、データサイエンス、コミュニケーションが重要
・適性がなくても身に付けられるものはあるので気軽に試すのがおすすめ
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Contents
マーケティングにおける適性とは?
マーケティングの仕事に興味があるけど、自分に向いているかどうか気になる…という方や、いまマーケティングの仕事をしているけど上手くいかずに悩んでいる方がこの記事を読んでくださっていると思います。マーケティングにおける適性は他の仕事同様あります。明らかに向いていないという方の場合は別の仕事をした方がご自身の良さを活かすことができるのでおすすめですが、必ずしもすべての適性を備えている必要はないですし、世の中のマーケターは大体アンバランスだったりします。どこかに尖っているということですね。本記事ではマーケターに求められる適性についてご説明しますので、いくつか当てはまる要素があればチャレンジしてみるのがおすすめです!今回は、現役マーケターの視点でマーケティングにおいて求められる適性についてお教えします。少しでも読者の方のお役に立てれば幸いです。
そもそもマーケティングってどんな仕事?
適性についてお話しする前に、まずはマーケティングの仕事がどのようなものかについて理解しましょう。これは以前記事にしているのでこちらをご確認ください。
マーケティングとは、簡単に言うと「サービスが継続的に売れる仕組みを作ること」です。この対象範囲が広いのがマーケティングの面白さでもあり難しさでもあります。マーケティングをやっていない人からすると、名前はカッコいいけど何しているかよくわからない…と言われることが多いですが…笑
マーケターに求められる3つの要素
本題である適性について、マーケターに求められるのは大きく分けて下記3つです。
- クリエイティビティ
- データサイエンス
- コミュニケーション
クリエイティビティ
マーケティングとは、「サービスが継続的に売れる仕組みを作ること」だと書きましたが、売れる仕組みを作ることには、「ユーザーが自ら行動するように働きかける」ということも含まれています。世の中にある広告がまさにその例です。プロモーションする側が発するメッセージをユーザーが受け取り、それがプラスに作用したりマイナスに作用したりした結果、購買行動に結びついたりTwitterなどで炎上してしまって大問題に…ということもあるわけです。プロモーションの秘訣は「適切なユーザーに、適切なタイミングで、適切なコミュニケーションをおこなうこと」なのですが、これをするために求められるのがクリエイティビティです。
- どのようなメッセージを発すれば良いか?
- どのようなデザインイメージにすれば良いか?
- どんな商品を作ったら人はワクワクして買ってくれるか?
というのを感覚的に理解し使えるようになることが必要なのです。過去のデータが使える場合もあれば使えない場合もあります。そんなときは感性の出番なのです。普段あまり感動しないという方は向いていないかもしれませんが、下記の方法で養うことができますので興味があればぜひ試してみてください。
<クリエイティビティを養う方法>
頭で考えるのではなく心で感じる物事に多く触れることがおすすめです。子どもの頃、ワクワクしていたときの気持ちと同じような状態になることでクリエイティビティは養われます。日々同じことばかりしていると刺激が少なくなってきますので、そういう方は五感で楽しむようなことをやってみましょう。そのとき、斜に構えるというスタンスだと効果はあまり出ないと思いますので、「楽しもう!」という気持ちでおこなうことを忘れずに。
データサイエンス
マーケターは感性だけを求められるわけではありません。例えば何かの企画をするとなったとき、それは売上をどのくらい上げると期待できるのか、費用はいくらかかって利益はどのくらい出るのか、なぜその企画を立てたのかなど説明できないといけません。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるの世界ではないのです。多くの施策を打つことは必要なのですが、筋の良さというのも意識しなくてはいけません。そのためには、過去という事実から学び、現実に即した上で未来に反映する能力が求められます。それがサイエンス(科学)です。近年ではインターネットの普及によってあらゆるものがつながるようになった結果分析するデータも膨大になりました。扱い方次第では宝にもなるしゴミにもなります。このデータを使いこなすことがマーケターの場合特に求められるのです。数字を扱うのが苦手な人には苦痛な作業となりますので、算数や数学が大嫌いだった方はこの仕事は厳しいと思います。クリエイティビティの方に自信がある場合はマーケターというよりはコピーライターなどの方が向いているでしょう。
<データサイエンスを養う方法>
物事を定量的にかつ深掘って考えるクセをつけるのがおすすめです。ラーメン屋に入ったときに、1日の売上はどのくらいだろうかというのを実際に数字を使いながら考えてみたり、日々の業務や日常で触れる何かに対していつもよりも一段、二段深く考えてみましょう。それが苦にならなければ十分身に付いていると思います。
コミュニケーション
クリエイティビティとデータサイエンスを使えれば大丈夫かというとそうでもないのがマーケティングの難しいところ。最後はコミュニケーションです。これがないと物事が前に進みません…笑。関係者との調整が多めなこの仕事において、コミュニケーション力の差が結果にも如実に反映されます。例えば、エンジニアの協力が必要な場合に上手くコミュニケーションが取れないと依頼したことをやってくれない場合もあったり、自分がやりたいと思うことを上手く伝えられないと改善しようと思っていたことが全く違う方向に進んでしまうこともあります。相手を尊重し理解しながら、自分の考えが伝わるように言葉や図などを用いて理解を促すということが苦手な人は職人タイプになってしまうので、活躍できる場がその分狭くなってしまいます。そうした仕事があれば別ですが、そうでない場合はコミュニケーションについて学んでみましょう。
<コミュニケーションを養う方法>
「相手に対して興味を持つ」ことが重要です。仕事において普段どのように行動していて、どのような立場にいて、何かこだわりを持っていたりするかなど、日々の会話がたとえあまりなかったとしてもチャットなどを見ていれば感じ取れる部分があるかと思います。もし接触頻度が少なすぎる場合はそれを増やした方がお互いにとってプラスに働くので、相手と自分の距離を適切に保った上で接触頻度を上げてみましょう。ちょっとした相談をしてみたりするのもおすすめです。
適性については主に上記3点が必要ですが、別記事でもう少し細分化した説明をしているのでこちらもご覧ください。
マーケティングの仕事が上手くいかず悩んでいる方へ
マーケティングの仕事が上手くいかず、「自分には適性がないのではないか」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。そんな方には、問題を切り分けて考えることをおすすめします。上手くいかないのは何が上手くいかないのか、というのを分解してみるのです。コミュニケーションは上手くいっているけど肝心の施策の内容が良くないのであればその点をもう少し深く考えてみるとヒントが見つかるかもしれません。マーケティングの仕事において適性があるのは事実ですが、すぐにそこに行く前に、一度立ち止まって状況をフラットに考えてみましょう。私もたくさん悩んできましたし、いまでも悩んでいますが都度状況を正しく把握し改善するというアプローチで仕事を進めてきて一定の効果は出ています。
それでも厳しいとなれば転職もアリだと思います。
会社が合わないという結論になり、マーケティングはまだやりたいということであれば同業他社、マーケティングではなく別の仕事をしたいという結論になれば異業種他社に転職ということになりますね。無理をして同じところに居続けることが良いとは限らないので、よく考えて行動していただければと思います。「市場価値を高める」転職をしていただきたいと思います。
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【採用担当者が直伝】面接でウケるマーケティングの転職理由とは?
【市場価値をさらに高める】マーケティングのキャリア構築法とは?
まとめ
マーケティングの適性という観点で今回はご説明しましたが、どんな人にも得意なところとそうでないところがあります。自分が持つ良いところを伸ばせるようなキャリア構築をすることで価値がさらに大きくなると思いますが、いま苦手だと思っているものでも一定の努力によって改善は可能なので適性という言葉にすぐに飛びつかずできることは試してみましょう!何かあればお気軽にご相談いただければと思います。
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