マーケティング

【成果が出る】5分で読めるマーケティング分析の方法と最新ツール

〈この記事はこんな方におすすめ〉

・マーケティングの分析手法について知りたい方
・マーケティングの成果が伸びずに悩んでいる方
・マーケティングの最新の分析ツールについて知りたい方

〈内容の要約〉

・「分析」とは「分けること」
・分析には大きく分けて4つの技術がある
・手法に頼りすぎないことが大事

成果を左右するマーケティング分析

マーケティングと言うと、キャッチコピーを考えたり、ユニークなキャンペーンを企画したりする仕事をイメージされる方も多いかもしれませんが、実は結構地味な作業が多い仕事です。そのひとつが分析ですが、成果を大きく左右する最も大きな仕事と言っても過言ではないくらい重要な仕事です。なぜかというと、成果を出すには「課題の重要度」が大きいものを改善することが必要で、それを特定するための手法が分析であるためです。課題ではないもの、あるいは課題の重要度が小さいものを解決しようとしても、そもそもそんなに問題になっていないので改善しても大して変わらないのです。時には予想外に伸びることもあるかもしれませんが、それはラッキーパンチと同じなので再現性が出ません。マーケターは3割バッターのように常に安定した打率を出すことを求められますので、そのためには分析のスキルは必要になってくるのです。今回はその分析について、分析の意味からメジャーな分析手法、マーケティングの最新ツールについて現役マーケターの視点でお教えします。

「分析」とは

「分析」の本質

そもそも「分析」とは何でしょうか?
Wikipediaによると

ある物事を分解して、それらを成立させている成分・要素・側面を明らかにすること。

と書いてありますが、要するに「分けること」を意味します。
対義語は「総合」です。

なんだ、そんなことは知ってるよという方もいらっしゃると思いますが、では何を分けたりするのでしょうか?そこには一定のパターンがあります。

分析(分けること) ⇔ 総合(まとめること)

分析の4つの基本技術

『意思決定のための「分析の技術」―最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法』という本によると、分析は下記4つの基本技術に分かれます。

  • 大きさを考える
  • 分けて考える
  • 比較して考える
  • 時系列を考える

何かを分析するときには、大きく上記4つの切り口で見てみるのが有効ということです。まず優先度を判定する意味で大きさを考え、重要度が高いものをいくつかの要素に分解し、何かと比べてその大小を判定し、時系列で見た場合はどうなのかというのを調べるとおおよその傾向は掴めます。

「分析」という言葉を私たちは日々特に意識せず使いがちですが、分析とは何か?と聞かれて正しく答えられる人は少ないように思います。この書籍は分析の観点で非常に学びが多い本なのでぜひご覧いただければと思います。

マーケティングの分析手法は当然すべてこの「分析」という意味が中心に込められていますので、それを意識して受け止めるようにするとご自身の中での体系化に役立つと思います。

マーケティングの分析手法

マーケティングの分析手法で有名なものには下記8つがあります。

  1. PEST分析
  2. 5フォース分析
  3. STP分析
  4. 4P分析
  5. 3C分析
  6. SWOT分析
  7. STP分析
  8. 4P分析

これらの大半については過去記事に詳しく記載していますので、そちらをご覧ください。

マーケティングで成果が出ずに悩んでいる方へ

マーケティングで成果が出ずに悩んでいる方が、何か別の視点で物事を捉えることはできないだろうか?という目的で分析手法を学ぶことはあります。そのような方には、新しい分析手法というよりは分析のプロセスのひとつひとつを改めて丁寧にしてみることをおすすめします。課題となるKPIがあったときにそれをさらに深く分析する手段として新しい手法を学ぶ方が効率的ですし本質的かと思います。私も成果が出ないときは、改めて全体を捉え直すということを意識してやっており、そこで新たな視点を得て改善につなげることが多いです。

<成果を出す時の手がかりの見つけ方の例>

  1. 事業をプロセス化してみる
  2. 各プロセスにおける重要な指標(KPI)を洗い出す
  3. それぞれの指標(KPI)について、現状を数値で正しく把握する
  4. どの数値が最もネックになっているかを特定する
  5. その数値の裏側にある原因を考えてみる
  6. その原因を改善する方法をいくつか考えてみる
  7. 考えた案の中で、実行可能なものを選ぶ
  8. その中からインパクトが大きいものを選び実行する
  9. 後日それを適切な方法で検証する

そもそもビジネスモデルが良くなかったり、構造的なところに原因がある場合もありますが、そのようなケースであってもマーケティングの部分で改善ができる部分はあります。自分自身でコントロールできる範囲で最適化は図ってみましょう。

マーケティング分析の最新ツール

マーケティングは近年AIの文脈で計測ツールがどんどん普及してきました。MA(マーケティングオートメーション)と呼ばれる領域ですね。元々は複雑化するマーケティングのツールを一元管理するニーズが高まっていったことが主な要因だったと思いますが、よく使われるサービスについては知っておいた方が良いかと思いますので有名なものをいくつかご紹介します。

Marketo(マルケト)

世界39か国、6,000社以上の企業から選ばれているMAツールです。

マルケトは、顧客の属性情報に加えてすべてのマーケティングチャネルにおける行動のデータを収集し(Listen)、 顧客が求めていることを理解した上で、顧客体験を設計し(Learn)、一人ひとりとの対話をしていくこと(Engage)ができる 統合プラットフォームを提供しています。

顧客を獲得してロイヤルカスタマーにするまでのすべてのプロセスにおいて使用できるツールですね。

Marketo

Aimstar(エイムスター)

こちらもマルケトと同じく分析からOne to Oneアプローチまでこれひとつでおこなうことができます。キャンペーン管理・マーケティングオートメーションツールです。スプリームシステム株式会社によって作られており、2001年から開発が開始されている老舗のサービスです。

Aimstar

Tableau(タブロー)

Tableau(タブロー) は、マーケターだけでなく仕事に関わる誰もが理解しやすい形で簡単に分析できるツールです。ビジネスインテリジェンスツールと呼ばれています。これまで半日以上かかっていた作業が数分でできるようになる事例もあったりと、高い付加価値を提供しているようです。

Tableau

マーケティング分析をさらに深めたい方向けのおすすめ書籍

マーケティングの分析をさらに深めたい方は書籍をいくつか読んでみると学びがあると思います。統計学を用いた分析などを使うとさらに複雑なものも扱えるようになります。

まとめ

マーケティングの分析は様々な手法があり奥深いですが、あくまでも手段であり事業によって見るべきKPIは異なるため、そのKPIの策定は自分で考えるしかありません。その点だけは忘れないようにご注意いただければと思います。

ABOUT ME
MASAYOSHI MURAYAMA
MASAYOSHI MURAYAMA
■プロフィール:「ユニークをスタンダードにする」がミッション。社会における人々の役割の最適化と居場所づくりを目指して、経験と実績にもとづいた【成果につながる】デジタルマーケティング教育とメンタリングを軸にしたキャリアデザインやコミュニティ運営をおこなっています。■略歴:大学卒業後IT企業でデジタルマーケターとしてのキャリアをスタートし、東証一部上場の大手クライアント(BtoB)の目標を12ヶ月連続で達成。その後株式会社エス・エム・エスにて新規事業(BtoC)のマーケティングを担当し1年で利益を2倍以上に増やし黒字化に貢献。その後同事業の責任者になると同時に別の新規事業(BtoC)の立ち上げもおこなう。2018年11月ユニスタ株式会社を創業。
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